国士舘新体操部 大学生男子 活動報告

2024/12/06

■ドイツ遠征 Day3(リハーサル&本番)

気持ちいい天気

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ドイツはクリスマス感満載

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昨日の朝ドイツに到着し、まだ体の慣れない2日目ですが、今回のショー最大の山場の1日を迎えました。

今日は朝から体育館に移動し、ジェネラルリハーサル(本番と同様のリハーサル)、そして夜の本番へと続きます。

ショーが終われば、真夜中に7時間かけて660kmの道のりをバス移動。披露した体にこたえる1日です。

 

本番会場!

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9時にミーティングが始まり、その後すぐにオープニングとクロージング、そして本番の出入りを確認しました。

少し間を開け14時からスタートしたジェネラルリハーサル。ここでは各選手たちの演技の全容が明かにされます。

ドイツ各所から集まった素晴らしい才能を持った演技者たちのパフォーマンスに心を動かされながらも、日本の男子新体操のプライドを持ち彼らに負けないよう挑みます。

 

ただ、まだ観客がいないことでの会場の雰囲気や流れが掴みきれてない影響で、各選手たちは最大限のパフォーマンスはできていませんでした。それでもこのショーのために集まったメンバーが素晴らしい力の持ち主である事を肌で感じることができ、きっと見る人の心を動かすショーになる予感がします。

 

本番に向けリハーサル

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ジェネラルリハーサルが終了し、全体の流れを把握し、いよいよ19時30分から始まる本番に臨みます。

国士舘の今回の演技は長縄、個人2名、団体の4演目がショーに組み込まれています。

 

いよいよ始まります!

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オープニングセレモニーで地元の子供たちチームが演技をし、いよいよ今年のGymmotionが始まります!

司会の「Gymmotion Atmosphere!」の掛け声とともに、選手全員が入場しオープニングアクトがスタート。大きな拍手で迎えられます。

 

今回のGymmotionのトップバッターは、私たち国士舘大学の長縄!

会場をぐるりと囲むように、入場したすべての選手たちに見守られ、トップバッターである我々はフロアに立ち、その期待を一身に受けます。

 

大歓声に包まれた中、いよいよスタート!!

ノリの良い音楽と同時に、国士舘大学長縄ならではの大小様々な縄を使用した演技を披露します。成功するたびに大きな拍手に包まれ、大歓声の中、無事演技をやり切ることができました。

トップバッターとしての役目を見事果たしました。

 

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国士舘勢2番手の演技者は、個人の大塚幸市朗のクラブ。

今回個人の演技者は3人いて、毎日種目と演技者を変更します。

満員の観客の中、スポットライトに包まれて登場し音楽がスタート。

全日本から構成を変更し、挑んだ1本目。難しい内容を全て決め、ノーミス演技で会場をわかせます。

 

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ショーの前半部分は、約1時間、私たちの演技の他にも多数の演技者が会場を盛り上げ後半へと続きます。

 

国士舘からの3番目は野村壮吾のスティック。持ち前のタンブリング力を武器にドイツの体操選手たちも、驚くような内容で、スピード感たっぷりな動きを武器に、こちらも見事のノーミス!!

 

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ジェネラルリハーサルでは、全体的にミスが多く、まだ会場慣れしていない雰囲気が漂っていましたが、本番ではみんな見事に調整し、会場ボルテージもうなぎ登り!!

 

そして2019年に続き、今回もラストを任された団体が登場します。

 

このショーで使用しているフロアは日本とは全く異なります。薄いエアマットの上に少し厚さのある絨毯がひいてあり、その上で演技します。エアマットは毎日空気の出し入れをするため、その日の状況によってマットの硬さが異なり、選手たちはその調整に四苦八苦していましたが、ここまでの選手たちは、その微細な変化にも見事に対応し、素晴らしい演技でつないできました。

トリを任された団体にプレッシャーがかかる瞬間です。

 

大喝采の拍手で迎えられ、いよいよ演技がスタート。

今年より5人制になった団体。

海外で披露するのは初めてです。

しかし、一度演技が始まれば男子新体操団体の持つ特有の空気感や同調性、そしてアクロバティックな動きに観客は目を奪われます。

そして最後まで見事に演じ切り団体もノーミス!!

 

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国士舘勢としてもショーとしても、素晴らしい初日を終えました。

大観戦に包まれ、初日の演技を見事に演じ切った選手たちの表情はどこか誇らしげに感じます。

 

しかし本日は、ここからまだ体に辛い時間が始まります…

ショーが22時に終了し、その後ようやくディナータイム。

食事を終えたら、ここから660km、約7時間の長いバス旅です…

 

23時半に体育館を出発し、次の目的地であるDessau(デッサウ)に向かいます。

外は小雨が降っていますが、選手たちは疲れ切ってバスの中で眠りにつきます。

しかし、狭い車内、ほぼすべての選手が1台のバスの中で窮屈に座っているので、体はそこまで休まるわけではありません。

しかし、誰1人文句を言うわけではなく、この環境を、これもこのショーの1つの楽しみ!と言わんばかりに見事受け入れています。

 

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早朝6時30分にようやく目的地であるデッサウに到着。

そのまま朝食会場で食事をとり、ようやく部屋で休むことができました。

次の出発は13時半。

少しの休息を楽しむこととします。

 

※本日の模様も、YouTubeのショート動画にあげておりますので、こちらもぜひご覧ください!!

 https://youtube.com/shorts/o0vy5coyCGI?si=4WXFf879Rs7zyfYM

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