国士舘新体操部 大学生男子 活動報告
2023/08/02
■オランダ遠征Day4
8月1日
オランダでも8月になった。
天候は朝から雨。
オランダはこの時期雨が多いらしく、断続的ではあるがこちらに来てから毎日雨が降っている。
そのため日本の気温とは大きく異なる。
海外で目にする日本のニュースは「災害級の熱さ」「寝苦しい夜」など日本の酷暑を伝えるものばかりが目につく。
本日の朝のアムステルダムは18℃。日中も22〜25℃程度にしか上がらず日本の春先といった感じか。
少し肌寒いが、選手たちにとっては動きやすい気温である。
今日の我々の演技は「日本の夕べ」で任されている出番を全うすることだ。
この日本の夕べは、1時間半の中で、日本から参加している12チーム&タイ、カタール、ウズベキスタンと地元アムステルダム在住の元気キッズが加わり全体が構成されている。
国士舘は団体、個人2名、長縄の演目を披露するが、この日は団体がトップバッターとトリの2回演技することになっており選手たちにとっては過酷なスケジュールである。
13時から15時まで全体リハーサルを行い、夜の公演に備える。
日本の夕べのスタートは21時から。
会場は超満員!とはいかなかったが8割がた埋まっている。
トップバッターは団体だ。
インカレで披露する新演技をしっかり通し切り次のチームにつなげていく。
他のチームの演技者たちもこの特別な時間を堪能し日本人のもつ「統率力」を武器に会場に一体感が生まれる。
あっという間に終盤に差し掛かり、再び団体の出番が回ってきた。
2度目の登場ということもあり選手たちに少し余裕が見えた。
最後の演技者として会場を大いに沸かせてフィナーレへと向かう。
大いに盛り上がった日本の夕べの全てのプログラムが終了したのは23時。
宿泊場所に到着したのは0時近く。
かなり遅い時間にみんな疲労困憊ではあるが今回の遠征の山場を乗り切ったことへの安心感は大きい。
いよいよ折り返し地点となったが、最後まで気を抜かず走り切りたい。