国士舘新体操部 大学生男子 活動報告

2019/12/08

■ドイツ遠征!12月7日(GYMMOTION2019)

午前2時、最後のホテルに到着しました。

総移動距離2000km(3000kmかも?)を超える10日間にわたるGYMMOTION2019が終了しました。

最終日だった本日はChemnitz(ケムニッツ)でのショーでした。

今回のドイツでの移動は全てバス移動。

Dessauのホテルを10時に出発し180kmのドライブは都市間をつなぐ高速を利用しいています。

途中ヨーロッパに多く見られる風力発電のプロペラを横目にChemnitzに向かいます。

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会場に到着し中に入ると本日の観客は、

4000人!全て売り切れ!

と伝えられました。

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身の引き締まる思いで最後の演技に向かいます。

最終日の演技者は

①吉村龍二クラブ

②長縄

③田中啓介ロープ

④団体

です。

17時の開演に合わせて続々と観客が増えていよいよ最終章の幕が上がります!

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オープニングからの吉村選手緊張のスタートです。

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序盤少し肩に力が入っているように感じましたが、第一タンブリングを決めてからは流れにのり動きの精度が増していきます。

最後まで大きなミスすることなく演じきります。

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続いては長縄。

ここまでノーミスを続けてた演技、今日も観客の手拍子を誘いどんどん技が決まります。

前半の最後の部分で一瞬の縄のつっかかり!しかし、選手達は冷静に対応し演技が続きます。

2曲目の学園天国も無事に演じきり役目を果たしました。

今回の長縄は日本での練習時間も短く心配していた演目でしたが、選手達は本当によくやってくれました。

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個人最後の演技者は田中選手です。

全日本では決勝にも残った評価の高いロープの演技です。

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「イスタンブール」の曲に合わせノリのよいテンポで観客の心を掴みます。

ここまで3種目ノーミスでまとめてきています。もちろん危ない場面もありましたが、持ち前の対応力で対処してきました。

今日の演技もその対応力の高さでノーミス。4種目ノーミスを達成しました。

来年につながるいい演技でした。

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GYMMOTION2019

このショーの最後を飾る団体の順番が回ってきました。

音楽がスタートし演技が展開していきます。

短い練習時間、長い移動、毎日の演技。大変なことを上げればキリがありませんですが、この演技もいよいよ最後です。

一つ一つに思いを込めて演じきりました。

会場から熱い拍手が送られます。

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全ての演技が終了しました。

フィナーレ終了後、総監督ハリーさんが登場し出演者に熱いメッセージを送ります。

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ショーの終了後は出演者も解散です。

この会場で分かれる者、我々と一緒に最後の宿泊地Bensheimに移動する者、それぞれが言葉を交わしお互いの10日間を称えました。

長いようで短い、内容の濃い10日間が終了です。

今回私たちは色々なジャンルのプロフェッショナルに出会いました。

学生達は、演技で学ぶことはもちろん、プロフェッショナルと呼ばれるパフォーマー達の演技に対する姿勢。そして、それを作り上げる人たちの働き。

様々なものを見たはずです。この経験は誰にでもできることではありません。

必ずこの経験はこれからの国士舘に役立つものと信じています。

そんな熱い経験をした学生達からのメッセージです。

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【田中啓介】

今回のドイツ遠征では、普段とは違う環境や雰囲気の中で演技することができ、とても楽しく長縄と個人演技をすることが出来ました。

その中で天井の高さが低い事や、マットの質などが違う中で、自分なりに対応策を考え、対応してミスなく演技する事が出来たことは、このドイツ遠征を経て身に付けた能力だと思います。

又、自分達と共に練習し生活してきたパフォーマーの方々のパフォーマンスの質の高さやその一つ一つのパフォーマンスに対する気持ちなどを知って圧倒されました。これがプロの世界で、これがパフォーマンスでご飯を食べて生活している人の力なのだと

実感できた10日間でした。

そして今回感じたもの、身に付けたものをこれからの新体操競技にも上手く繋げられるように頑張ります。

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【吉村龍二】

今回の演技会は4種目をして満足できた演技をすることができませんでした。しかし、この経験をいかして自分に足りない対応力などを身につけて自信を持って演技に望めるようにしたいです。

本当にありがとうございました!

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【佐々木駿斗】

今回のドイツ遠征では、個人としては、危ないところもありましたが一応ノーミスで、まあ良かったのではないかと思います。

ですが、団体全体として見たら全公演ノーミスで演技することが出来なかったと言うのもあり、いくつか課題が見つかったのでそれを改善出来る様にこれから東インカレに向けて頑張っていきたいと思います。

また、この様な貴重な経験ができたのは自分にとってとてもプラスになったと思うので今回の経験を忘れずにこれからも頑張っていきたいと思います。

【川端勇輝】

ドイツ遠征を終えて、演技を披露することで観客が盛り上がるこの感覚は、海外遠征でしか味わえないものでした。しかし、この歓声を日本でも聞くことが出来ると思うので、来年演技するときは、この感覚を忘れずにいきたいと思います。

【髙橋稜】

ドイツ遠征を経て、多くの経験を積む事ができました。国際交流や慣れない環境での演技、どれも貴重な経験となりました。この貴重な経験を今後の人生で大いに活かして行こうと思います。とても充実した遠征になりました。

【馬越太幾】

10公演と長い道のりでしたけど最高の引退をドイツで迎えれました!ありがとうございました。

【稲岡逸生】

10日間連続通しという過酷なスケジュールだったのですが、大きなミスも無く最後までやりきれた事がとても良かったです。また、大きな舞台で多くの方に新体操を見て頂けた事に感謝したいです。

ありがとうございました。

【川東拓斗】

今回のドイツ遠征では団体選手として、参加させていただきました。

全日本選手権が終わり、1ヶ月ほどでしたが、多摩祭もありほとんど練習出来ていない状態で相模原フェスからドイツ遠征まで迎えました。

一緒に演技してくれた団体選手のおかげもあり、なんとか観客に見せることの出来るレベルにまではなりました。

色々と大変なこともありましたが、このような貴重な機会を与えていただいた、山田先生、団体選手のみんな、そしてドイツに招待していただいたジムモーションの方々に感謝したいと思います。

学生生活最後の最高の思い出になりました!

ありがとうございました!

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今回は3人の4年生が遠征に参加しました。

その中でも川東選手は今年度の個人全日本チャンピオンでありながら、この短期間で団体の練習をし団体選手として遠征に参加しました。そして殆どミスすることなくやり切ってくれました。ご苦労様でした。

そして、稲岡選手、馬越選手の2名も最後まで本当によくやってくれました。全日本が終了し、目指す目標があまりない中での今回の遠征でしたが、最後まで団体選手としてやり切ってくれたことに心から感謝です。

ありがとう!お疲れ様!!

これで明日は一日休みが入り月曜に日本に向け帰国します。

日本に帰ればKOKUHIKAN CUP2019です。

まだまだ、アクセルを緩めず今年も走りきります!

 

今回の遠征でのレポートはこれにて終了です。

このHPを見ていただいた方々、選手のみんな、ドイツで出会った沢山の皆さんに

Danke schon!!!!

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