国士舘新体操部 大学生男子 活動報告
2019/12/03
■ドイツ遠征!12月2日(GYMMOTION2019)
本日のショーはBensheim(ベンツハイム)です。この町はショーの総監督ハリーさんの地元です。
11時の出発まで少し時間があったのでKoblenzの街を少し散策しました。
さすがヨーロッパならではの街並みに加え、クリスマスの飾り付けもあることから、さながら絵本の世界に迷い込んだような感覚でした。
11時になり一路Bensheimへ出発です。
今回は150km約一時間半の道のりでしたが、長旅に慣れてきたせいかあっという間に到着しました。
到着後はレストランで昼食です。
昼食後は会場でミーティング&練習です。
ハリーさんの地元ということもあり、我々も気合いを入れて臨みました!
が、この会場は実に個人泣かせな場所でした・・・
天井の高さが6m程度、と普段の大会の半分以下の高さです。
これには私たちだけではなく他のパフォーマー達も苦労していました。
トランポリンは本当にギリギリです
しかし、そんな泣き言は言ってられません!与えられた環境に対応しやり切ることも今回の目的の一つです。
そんな本日の演技者は、
①吉村龍二スティック
②長縄
③田中啓介リング
④団体
です。
18時に開場し沢山の観客が客席に流れ込んでいきます。
開始の頃には超満員の2000人超え!
そんな緊張のトップバッターは吉村選手です。
前回の演技では悔しい落下があり満足のできる演技ではありませんでした。
今回はそのリベンジ。
音楽がスタートし冒頭の2シェネ前転です。天井の高さに対応し見事にキャッチ!
そして勢いにのりタンブリング、動きの流れが途切れることなく最後のタンブリングです。
ここもバッチリ決めノーミスで終了。
緊張のトップバッターを見事につとめ、前回のリベンジを果たしました。
会場からも惜しみない声援と拍手が送られます。
そしてここまで好調を維持している長縄。
本日もバッチリ決めノーミスの演技です。
選手達もだいぶ慣れてきて観客を沸かせるタイミングを心得てきた感じです。
続いては田中選手です。
さほど緊張した様子はありませんでしたが、最初の投げを天井に当ててしまいます!
見ている人たちは「あっ!」と声を上げましたが、本人は何事も無かったかのように対処し、ここまで培った対応力の高さを見せつけます。
そのまま難なくノーミスで演じきりこちらも大きな歓声に包まれます。
そして団体です。
個人では5人の選手が日替わりで演技するので少し休憩日がありますが、団体はそんな訳にはいきません。
最後まで10日間連続の一本通しです。
中盤の休み時間にはフロア上で練習ができるのですが、常にその練習を近くで見ようと多くの観客がフロアサイドで見学をしています。
そこでも、我々の動きやタンブリングに大きな拍手をしてくるため選手達の気持ちも上がります。
そして、期待に応えるべく団体が本番です。
少し徒手面で揺らぎこそありましたが、詰めかけた観客の声援には十分に応えた一本でした。
本日も無事に終了です。
これで半分が終了しました。
あと5回です。
最後まで全力で頑張りたいと思います!