国士舘大学新体操部

■ドイツ遠征！11月29日（GYMMOTION2019）

本日の演技会も終了しました！

今日はTrier（トリーア）というフランスとの国境にほど近い場所での開催でした。

朝方は雨模様のでしたが出発する頃には日も出て気持ちのいい青空をみることができました。

この町は過去のGYMMOTIONでも訪れたこともありかつて知ったる場所でしたが、今回参加の学生達はもちろん初めてです。

まず会場についてその広さに圧倒されていました。

しかしここでビビる訳にはいかないので学生達は気分を高めて演技に望みました。

本日の演技スタートは地元のかわいい女の子達の体操からでした。

微笑ましいパフォーマンスで会場を和ませ、さあ本番です！

今日の出演者は

①吉村龍二リング

②長縄

③向山蒼斗スティック

④団体

です。

オープニングからの吉村選手の登場です。

だいぶ緊張して望んだ本番では、演技冒頭緊張したか手具のハンブルがあり落下・・・しましたが、その後は立て直し吉村選手らしい動きの鋭さで会場をわかせました。

その後、昨日ノーミスだった長縄。

こちらも演技的にミスをすると流れが途切れる演技ですので、細心の注意を払いながら最大限観客を楽しませなければなりません。

危ない部分もありましたが、見ている人からは流れの途切れない楽しい演技として満足してもらえたと感じました。

続いては向山選手です。本日一番のハプニングは演技中に起こりました。

冒頭の投げ、第一、第二タンブリングをしっかりと決め、いつものノーミスの流れに乗りながら中盤の三シェネ前転をしようとした正にその瞬間・・・

ドン！と会場の照明が落ち一瞬で全ての人の視界が奪われました（後にメカニックエラーであることが判明しました）。

数秒の暗闇の後、照明が戻り向山選手に目を向けたらそのまま何事もなかったかのように演技に戻り後の内容は全てバッチリに決めました。（音楽は止まりませんでした）

見ている観客をおそらく演出ではないかと勘違いしていたのではないでしょうか。

大会では中々ないことでも、冷静に演技を進められた経験はとても貴重な財産になると思います。

そして団体の番です。

ここでも、選手達が位置につく前に曲がかかるなどのハプニングがありましたが、冷静に対応し昨日以上の声援を受け無事に終了しました。

今日は様々のトラブルがある一日でしたがなんとか終了しました。

こんな経験は海外でしか味わえません。選手達はどんな状況でも冷静に演技することが求められます。

明日は朝から400ｋｍ移動です・・・

その後すぐに演技をしてまた数百キロ移動です・・・

これもまたGYMMOTIONの醍醐味だと思って楽しみます！