国士舘新体操部 大学生女子 活動報告

2019/09/26

■第37回新体操世界選手権報告

 

9月17日~22日まで、アゼルバイジャンのバクーにて第36回世界新体操選手権大会が開催され、本学新体操部の皆川夏穂選手(21アジア4年)、喜田純鈴選手(21アジア1年)、横田葵子選手(21アジア4年)、卒業生の松原梨恵選手が大活躍しました。
横田、松原選手が出場した団体は44年ぶりの総合2位銀メダル、種目別ボールでは優勝金メダル、種目別フープクラブでも銀メダルの快挙を成し遂げました。
個人は皆川選手が13位で日本のオリンピック出場権1枠を獲得、喜田選手とともに国別対抗8位を獲得しました。
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皆川選手のコメント

個人世界選手権が終了しました。
東京オリンピックの出場枠を1枠ではありますが、獲得することが出来ました。
ここまで沢山のサポートを頂き、本当にありがとうございました。
今回予選のリボンでは、冷静にリボン全体を感じながらやることが出来ていなく前半から結び目が出来ていたのに気づくことが出来ず、やってはいけないミスを犯してしまいました。
しかし、総合決勝では、前日から切り替えて自分の身体と手具のみに集中をし、何があっても最後まで手具と戦い抜くという強い気持ちを持ちながら試合をすることが出来ました。
自分の欲や弱さに負けることなく、この舞台に立つことが出来ていることに感謝の気持ち、自分の見せたいものに集中してやることは出来たと感じましたが、自分の試合後Aグループの試合を観て、トップに食らいついていくにはまだまだ足りないものがあると改めて感じました。
練習してきているものをどんな状況でも全て見せ切る安定感と強さ、Eの0.1減点への執着心、構成点を更に上げていくことなどまだまだ課題が沢山あると感じました。
東京オリンピックの代表になるために、今すぐ次に切り替えて1日も無駄にすることなく1つずつ確実に課題をクリアしていくことが必要であると思うので、また練習に励みたいと思います。
本当にありがとうございました。
今後ともよろしくお願い致します。
 
 
喜田選手のコメント

世界選手権終わりました。
クラブとリボンの2種目だけの出場でしたがこの世界選手権へ向けての練習や試合でとても色んなことを学びました。
クラブは落下はなく抑えることが出来ましたが、リスクがカウントされない部分やADが抜けてしまった部分がありました。
リボンは結び目が出来るという初歩的なミスが出てしまい悔しいです。
結び目に気付かないということは余裕がないということだと思いました。
2種目とも技に対する意識や判断は良かった部分だと感じています。そして自分の演技に集中することも以前より出来るようになったと思います。
また個人総合の決勝を観戦して自分がどうなっていくべきなのか、何をしなければいけないのか、しっかり目標が付きました。
この世界選手権で感じたことを常に自分の中で意識し続けてこれからの練習に取り組みたいと思います。
 
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横田選手のコメント

世界選手権では沢山の応援ありがとうございました。
今回の世界選手権では史上初となる金メダルを獲得することができました。
世界選手権という舞台に立てたのも沢山の方々の、支えがあったからだと思っています。
感謝の気持ちでいっぱいです。
ここに来るまでに、沢山辛いこととか、苦しい事もありました。それがあったからこそのメダルだと思っています。ここまでみんなで頑張れた事にも、感謝しています。
来年は東京オリンピックになります。
ここからがまたスタートなので、しっかりチーム内でも切磋琢磨しながらやっていきたいです。
改めて、沢山の応援ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。
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