国士舘新体操部 大学生男子 活動報告

2018/07/06

■Festival Del Sole!! 四日目&五日目

本日は7月4日と5日をまとめて更新します。

【7月4日】

この日はホテルから歩いていける距離のArena Sudです。午前中に本番会場でリハーサルを行い、その後ジムで練習をしました。このリズムに選手達も少しずづ慣れてきた様子でスムーズに練習が進みました。

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本番までは少し時間があったので隣のリミニ市にあるショッピングセンターに買い物に行きました。日本とは違う品物に少しばかり観光気分を楽しみました。

夜の本番は今日も21時過ぎです。会場は今日も超満員。訪れた観客からは私達の演技を楽しみにしているという声がたくさん聞こえてきます。

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我々の演技順になり選手達が入場すると大歓声が会場を包みます。

暗くなってきたリッチョーネの夜空に溶け込むように音楽がスタートしました。

団体演技は去年の全日本の演技「冬の桜」です。静かなメロディの曲調を聞き入るように先ほどの歓声は消え選手達の呼吸音だけが会場に響きます。少し短い1分40秒に編成された団体の演技があっという間に終了しました。バランス、倒立、タンブリング、徒手をノーミスで実施し次の長縄にバトンを繋ぎます。

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長縄は「ニホンノミカタ」「学園天国」の2曲を繋げた曲ですがいずれもリズミカルな曲調で観客と一緒に盛り上がることができます。今回は音ハメにだいぶこだわったのでより演技的な内容になっています。途中一瞬リズムが崩れそうになる瞬間がありましたがそこは選手達の対応力が発揮され大きなミスには繋がりませんでした。

集団はスタートから最後まで非常に良い雰囲気で会場との一体感を生み出しました。最後のポーズが終わるとスタンディングオベーションの大喝采です。この日の演技会も大成功でした。

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【7月5日】

今日はグループパフォーマンスの最終日です。4日間全て違う会場で演技しました。最後の場所はArena Albaです。初日の会場から歩いて5分程度の場所に位置するこの会場は最も観客との距離が近く感じました。

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午前中に今夜のリハーサルを終え、そのまま最終日のCiosing Ceremonyの会場Arena Romaに移動し再びリハーサルを行いました。ここは今回のメイン会場でもあります。少し高い舞台タイプの会場になっていて今までの場所より一回り小さな作りですが、最終日にはこのステージの前に10000人を超える観客が広場を埋め尽くします。私達は前回に続きこの舞台での最後の演技者を務めます。名誉ある位置を任される事を光栄に思うと同時に、前回大会以降2年間このフェスティバルを全力で作り上げてきた方々への恩返しと敬意をもって最後の舞台に上がります。

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夜までの間に本日はワークショップがあります。個人の手具を使用した技術を参加者たちに指導する予定でしたが、まさかの雨。今回は前回とは違い少し天候が不安定な日が多く前日も雨のために中止になったチームもありました。

残念ながらワークショップは中止となりましたが、参加する予定で会場に訪れてくれたメンバー達とは楽しい写真撮影の時間をとることができました。

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今夜の本番は22時15分と今までの中で一番遅い時間のスタートです。雨や強風などで中止もよぎりましたが何とか本番を迎える事ができました。ただ、予定よりも30分程度プログラムの進行が早く、私たちの演技も当然30分早い時間となりました。

しかし!ここで日本ではあり得ない出来事に遭遇しました。私達の演技まであと2チームと迫った時に大会本部から「国士舘の演技予定は22:15からなのでそれに合わせて見に来る観客もいる。このままでは国士舘の演技が早くなってしまうので君たちの演目の次の演技を先に繰り上げて時間調整をしたいがいいか?」と言われました。

日本ではあり得ないがここではあり得るんだな、と感じると同時に次のチームに申し訳ない気持ちを抑えて承諾しました。次のチームが快諾してくれたおかげで私達は予定通りの時間に演技をすることができました。

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超満員の観客を前に少しずつ一体感が増した演技を披露することができ、なかには目に涙を浮かべながら見てくれた人もいました。

改めて男子新体操のもつ力を感じることができる日となりました。

明日はいよいよ最終日です。

最後の舞台を飾れるように全力を尽くして頑張りますので楽しみにしていてください!

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