国士舘新体操部 大学生男子 活動報告

2016/07/07

■イタリア遠征⑤(本番2回目)

7月6日夜に2回目の演技会が終了しました。

昨日はあまりよい出来ではなかったため、集中力を高め全員気持ちを一つにして演技に臨みました。

演技の出来に触れる前に今回のイタリア遠征は初日から色々なハプニングに見舞われ、本当に慌ただしい毎日を過ごしています・・・詳しい内容は書けませんが、今日も午前中の練習が終了した後の本番数時間前に選手の場所を入れ替えなければならない状況になりました。本番前の会場練習はすでに終了していたため、ほとんどぶっつけ本番での挑戦となってしまいました。

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会場は超満員。演技が始まる前から、まだかまだかの大きな声援と拍手。選手たちも昨日以上の緊張感をもってフロアに立ったことと思います。音楽が始まり演技がスタートしました。

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はじめは団体の演技からです。6人が心を一つにして演技するこの演目は男子新体操の顔ともいえる種目です。冒頭のバランス、タンブリングをバチッと決めその後の倒立もしっかりと止まりました。後半の3つバックもしっかり決め観客のボルテージが最高潮に上がった中で長縄に入りました。

この演目はコミカルにまとめ観ている人と一緒に楽しめる内容に仕上げました。こちらの狙い通り技の一つ一つが決まる度に大きな歓声が沸き起こりました。直前にポジションの入れ替えが沢山ありましたが選手たちは確実に技を決めていきました。長縄が終わりここでもうスタンディングオベーション。続く集団演技の冒頭の音楽が聞こえないほどの歓声に包まれました。

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集団演技が始まり会場に静寂が戻り観客の一人一人が演技の中に吸い込まれていく感じを受けました。この演目も直前のポジション変更があったにも関わらず選手たちは冷静に一つ一つの演技に対応しました。演技終盤観客席からは意として出す歓声というより動きの一つ一つに対して感嘆と言うべきような声を聞くことができました。演技が終了し再び会場はスタンディングオベーションの渦に包まれその中心で選手達も満足そうな笑顔を浮かべていたことが印象的です。

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今日の演技はほとんどミスのない演技を披露してくれました。もちろん100点満点ではありませんが直前のイレギュラーなどを考えると本当によくやってくれました。演技はまだあと2回あります。今日の演技に満足することなく最終日まで更に気持ちと身体を上げていきたいと思います。

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